需要と供給、あと責任

作者自身は意識していないのですが、魔法団というか私の書く作品はカラーが強いと言われることが(キャラフレ内外問わず)少なくありません。それは作品の世界観だったり登場人物の傾向だったりするのですが言われてみればなるほど、と思わされます。

ただそれは固定の読み手に訴えかけやすい反面、そうでない人を遠ざけるマニアックな内容に寄りやすいものでもあるので、学園祭に出展をする際は前回の流れを踏襲しないことを心がけました。

具体的には昨年皐月祭に出展した「環たる星」3作品は狙ってやったこととはいえ難解と言われることが多かった為、ブログ掲載に先駆けて作者解説つき上映会などということもさせていただきました、あれで却って謎が深まったようで何よりです(w

という流れだったので、翔愛祭では初めからポピュラリティーの獲得を目的とした、つまりは多数の人に観ていただきやすい作品を作ろうと最初から決めていました。あれをご覧いただいて「うわっ、これわかんね!」という箇所はほぼ無いと思います。実際今まで魔法団の作品に触れられてなかった方からも楽しんで頂けたようでした。

とはいえ、やはり団体としての認知度は他の優れた出展をされてる団体さんや日頃からキャラフレ内でイベント活動などをされている方々には及びません。

ここで当初のストーリー型コンテンツの需要の話に戻ると、私が現在プレーしてるガールズバンドとか舞台少女のソシャゲだとメインのストーリーの他にキャラ毎のストーリーが発生して、それを読むとスター(ガチャに使うアレ)を少し貰えます。当然推しキャラのピックアップや限定衣装が引ける間は可能な限りガチャを回したいのでストーリーは読み飛ばしてひたすらスター集めをすることも少なくありません。別にストーリーを読みたく無い訳ではないのですが、時間が…

まあキャラフレのランクアップストーリーは声優さんのフルボイスとかではないし単純に手間もかかると判断されたのかもしれないですが。

魔法団のストーリーは見てもコインとか貰えません。アイテムもこの2回ほど配布していますが、次が仮にあるとしてやはり何か配布されるとは限りません。

作る側としては前回より質を落とさず見飽きないような内容にして、かつ告知などを日頃から行い認知度を高めてより多くの人に楽しんで貰うことで需要を喚起する、という責任があるだけです。魔法団が、あるいは私がキャラフレにおいて作品を作り続ける限り。

 

そこに「自由な創作」はあるのでしょうか?

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