好きでした。大好きです。映画『ポケット・ビスケット』

 

 

 

 

 

 

まもなく平成というひとつの時代が終わり、令和という新たな世界を迎えます。
それはこの世界の片隅に存在する翔栄町でも同じです。

新たな始まりよりも終わりゆく何かに思いを馳せることのほうが多いのは国民性なのでしょうか。
実際、平成最後!って言って色々する人より令和最初の!って何かをする人って少ないと思うんですよ(する人ももちろん多いでしょうけどね)。
私の場合はどちらも特に意識はしない…つもりでしたが、平成という時代を過ごしてきて、さらにその最後の10年近く、キャラフレというサービスを利用してきて今、こんなところに来てるんだなー、と漠然と考えていて。

とくに作品作りにおいてはここまで来たのかなー、という思いとここまでしか出来なかったのか、というのが両方あります。
私が小説らしいものを書き始めたのはそれこそキャラフレが始まるもっと前からなのですが、映画なんてものを作ったのは当然キャラフレが初めてでした。

この映画『ポケット・ビスケット』は私がキャラフレで初めて制作した作品です。シナリオは勿論スクリプトのノウハウなんかも全然わからないまま公開されているサンプルを参考に作りました。
改めて見直してみると伝え方が拙いところや技術的に未熟なところはありますが、『ここはこうしておけば良かった』『ここはあっちのほうが良かった』と思うところはありません。
そのくらい、私はこの満足同盟(魔法団の前身団体)で制作した作品が好きです。以降、これより技術やシナリオ的に質の向上したものは作れるようになりましたが、どの作品が一番好きか? と聞かれたらこの作品だよ、と今でも即答できる作品です。
楽しんでいただけたら幸いです。この場所から、今日の私はここまで来ました。

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